2022年8月21、22日 白山
北陸白山周辺は前日まで大雨。天候が回復する21,22日に決行。登山口の別当出会から吊り橋を渡り登山開始、早速急登。石積で整備された砂防新道を中飯場経由、甚之助避難小屋で昼食。気温、湿度が高く無風、時々強い日差しの中、汗も半端なく予想以上に厳しい。小屋には冷たい水、トイレが完備されておりほっと一息。南竜道分岐を過ぎると傾斜は穏やかになり緑の樹林帯の中に南竜山荘とケビンの赤い屋根が見え到着。8畳の和室に4名でゆったりくつろげる。早速、屋外にてビールで乾杯。同席した究極軽量山グッズの男性と母、娘の二人と軽量グッズの話で大いに盛り上がる。翌朝は16℃トンビ岩ルートへ
出発。涼風が気持ち良いが段差が大きく、所々水も流れる厳しい直登。トンビ岩を通過しお花畑が広がる穏やかな道へと変わり、室堂に到着。一休憩後、整備された登山道を御前峰山頂へ登頂!!残念ながらガスで眺望ゼロ。火山活動の荒々しい絶壁の岩場を下り、お池めぐりルートへ。時々太陽がのぞき、雪渓の白と池の青緑色がきれい。室堂に戻り昼食。ここは空荷で行くべきだったと反省しきり。帰りは弥陀ヶ原、黒ボコ岩経由。砂防新道に戻り、甚之助避難小屋で休憩後、別当出会に下山した。花の名山は確実に夏から秋へ衣替え中。ナナカマドは赤い実を付け始め、チングルマは結実し、穂先を広げている。山小屋はヒーター付き便座の水洗、水は豊富で美味。さらに登山道は大きな石で整備され歩き易く若い女性にも人気の理由が伺えたが、久しぶりに歩きがいのある登山だった。 武志