2022年の活動

Achievements
  • 2022年1月16日   天城山
    寒波到来の16日、岡崎はー4℃の寒い日だったが、好天の予報の下、参加者6名元気に予定の6時に出発した。途中伊豆の下道の流れが悪く到着が遅れた。天城高原ゴルフ場の駐車場を先ず万二郎岳を目指して9時40分に出発。最初の登りはやや緩やかで枯れ木の樹林帯を進み、四辻経由万二郎岳に到着。あまり展望が良くないが、木々の間から垣間見える富士山と伊豆の山々、また海側は伊豆諸島の島々が望めた。その後、途中にアセビ(馬酔木)やシャクナゲ(石楠花)のトンネルを通り、最高峰の万三郎岳に登頂。7日に降った雪が残り一部凍っていたためアイゼンを使用。頂上の温度は1℃。風が吹くと寒いため早めに食事を終え、シャクナゲルートで下山開始。岩交じりで細く荒れたアップダウンのルートで、アイゼンを取り外した後も気が抜けない下山となった。途中目を引いたのが「ヒメシャラ」の古木であった。アップダウンが多く、累積標高差は740mとそこそこの山行となった。好天で最高の山日和であったが、石楠花やつつじが満開の時期にまた戻ってきたい山である。                  清司
    2022/01
  • 2022年2月25日  上高地
    やって参りました。雪の上高地です。初日は昼前に出発し、高速走行中には冠雪した山々が素晴らしく良く見えた。この日はアットホームな雰囲気の良い、沢渡のペンションに宿泊。当日、朝食後宿の送迎で釜トンネルへ。ヘッドライトを装着しトレッキング開始。トンネル出口でアイゼンを装着。大正池に近づくにつれ、焼岳、穂高の峰々が雲を被った状態ながらも見え始めて、ようやく上高地の実感です。ホテル前でスノーシューに履き替え、河童橋を目指す。大正池超しに穂高連峰の稜線が薄雲超しに見えた時、自力で歩いてきてようやく見ることの出来る冬景色に感激しました。往路は梓川沿いで田代池、田代橋、ウエストン碑を経由して霞沢岳を右手に見ながら、河童橋に到着。雪を被り凛とした佇まいの穂高連峰を仰ぎ見ながら、遂に来たぞ!!と感激。昼食後、復路は車道をスノーシューで春間近な感じの林間ハイクを楽しみました。ペンションに帰り、源泉かけ流しの湯に浸かり疲れを癒した。以前から行きたいと思っていた冬の上高地、天候に恵まれ、雪を被った穂高連峰を見ながらの別世界での彷彿は期待に違わず、素晴らしい体験でした。                     浩
    2022/02
  • 2022年3月16日  守屋山
    中央道を北上し諏訪I/Cから杖突峠に到着。登山口(1240m)を出発し雪とぬかるんだ林の中を進み分杭平(1354m)に到着。お目当てのザゼンソウは時期が早いようで残念。ここからアイゼンを装着し、踏み跡を外さないように歩く。山頂直下の胸突部は鎖があるが慎重に登り、東峰(1631m)に到着。展望を期待したが霞んで諏訪湖、車山が見える程度で残念。一旦標高を下げ西峰(1650m)に登り返し登頂。ここで昼食。日本展望の山100山だそうですが、徐々に八ケ岳連峰が確認できるようになった程度で残念。下りは東峰まで戻り、立石コースを進む。こちらは南斜面で程なく雪も無くなりアイゼンを外し百畳岩、立石などの巨岩を眺めながら立石口へ下山した。今回は黄砂の影響でアルプスの展望は拝むことが出来なかったが、天気は良く、風も弱く暖かで快適な山登りを楽しめた。雪道で踏み外すと膝位まではまり込み、アイゼンを付けて下を向いたまま慎重に登ったせいか、急登であったが息があがることもなく雪山を満喫することができた。帰りの中央道からは南アルプスの展望が開け改めて感動しました。                   博
    2022/03
  • 2022年4月22,23日 陣馬形山
    陣馬形山は武田信玄の昔、伊那谷が南北まで見渡せる事から狼煙台が設置されたと言われる展望の良い山です。登山口より整備された落ち葉の敷き詰められた道を登りました。赤松、唐松の間々から残雪の中央アルプス、南駒ヶ岳、空木岳が見え隠れし、快い風を感じながら登った。途中「天然記念物、丸尾のブナ」の大木がある。しばし登ると舗装路の林道に出ると山頂近く。キャンプ受付後、テントを設営。既に何張ものテントが設営されていた。気持ち良い風、雲一つ無い紺碧の空、頂上にて眺望を楽しむ。眼前には中央アルプス、眼下には南北に広がる伊那谷の村々が、振り返ると南アルプスの全てが連なり素晴らしい景観を展開する。広いタープ内で早速乾杯、残雪の中央、南アルプスを眺めてのビールの美味しさ、これ以上の贅沢はない至福の一時であった。美味しいお酒と料理、そして楽しい話で大変盛り上がりました。翌朝は頂上にて日の出を待つ。この時期は仙丈ヶ岳の頂上から顔を出した。余りの晴天で、期待した中央アルプスのモルゲンロートは見られなかったが、爽やかな夜明けを迎えろ事ができた。簡単な朝食後テントなど撤収し、登りと同じコースで無事下山した。参加されなかった皆さんには是非見てほしい絶景でした。また、テント泊は楽しさいっぱいです。                    積
    2022/04
  • 2022年5月18日 岩岳山
    岩岳山は南アルプス深南部の前衛の山で浜松市春野町北部に位置する。天然記念物のアカヤシオ、シロヤシオが群生する山で、今回は時計回りで周回した。シンフォニー前から歩き始めると「往復7時間かかる」とあり、ぎょっとした。ここから約1時間林道を歩き、登山口のヤシオの里に着く。丸太橋のかかった沢を渡り、きつい急登が続き稜線の荷小屋峠(1091m)で一休み。ここからは「岩岳山の植物群落保護林」で少し登ると新緑の中シロヤシオがきれいに咲いており、思わず歓声が上がった。。その後岩交じりの細い尾根を辿り山頂(1370m)に到着。昼食後、急坂を下り入手山、キマタ山を通過し元の林道に辿り着いた。山頂からは展望がなく残念だったが下りで岩岳山の全貌が望めた。時期的にはアカヤシオは見れなかったがシロヤシオが新緑の中できれいに咲いているのが印象的だった。標高の割に7時間超のハードなトレキングであったが、貴重な体験ができた。                    泰男
    2022/05
  • 瑞牆山、金峰山
    梅雨に入り天候が安定せず中止
    2022/06
  • 2022年7月18日 宝剣岳
    久しぶりの中央アルプス、駒ヶ岳ロープウェイでワクワクドキドキの出発となりました。さあ出発、両側にお花をめでながら、久しぶりのクロユリ、おおお~雪渓もまだ残っていますね。極楽平までサクサク歩く。ところが、此処にきてなんとガスガスで強風ときました。あらー!三ノ沢岳が見えない!!ガーン。そこでベテランの積トップが宝剣岳経由の決断をしてくださいました。さすがです。急遽気持ちを切り替え宝剣岳岩登りにチャレンジです。ガスで周りが残念ながら見えません。見えたら本当に足元はスパーと下まで切れ落ちてます。鎖から手を放したら落ちるよー!、前を向いて岩場は降りなさい!三点支持やで!と声が飛びまくってました。それでも宝剣岳頂上では皆さん笑顔で記念撮影。おおお~すばらしい!!宝剣山荘まで降りて、ここにて、ほっと一息お疲れ休憩。さあて、ここからは千畳敷カールを満喫します。カールの夏のお花たちと雪渓の写真を撮りながら元気に笑顔でロープウェイ千畳敷駅まで歩きます。 と言うことで、急遽コース変更となり、冷や汗(危・滑落多発地帯)宝剣岳岩登りでした。皆さん無事でよかった。!!やっぱり、夏のお花畑は最高!!     景子
    2022/07
  • 2022年8月21、22日 白山
    北陸白山周辺は前日まで大雨。天候が回復する21,22日に決行。登山口の別当出会から吊り橋を渡り登山開始、早速急登。石積で整備された砂防新道を中飯場経由、甚之助避難小屋で昼食。気温、湿度が高く無風、時々強い日差しの中、汗も半端なく予想以上に厳しい。小屋には冷たい水、トイレが完備されておりほっと一息。南竜道分岐を過ぎると傾斜は穏やかになり緑の樹林帯の中に南竜山荘とケビンの赤い屋根が見え到着。8畳の和室に4名でゆったりくつろげる。早速、屋外にてビールで乾杯。同席した究極軽量山グッズの男性と母、娘の二人と軽量グッズの話で大いに盛り上がる。翌朝は16℃トンビ岩ルートへ
    出発。涼風が気持ち良いが段差が大きく、所々水も流れる厳しい直登。トンビ岩を通過しお花畑が広がる穏やかな道へと変わり、室堂に到着。一休憩後、整備された登山道を御前峰山頂へ登頂!!残念ながらガスで眺望ゼロ。火山活動の荒々しい絶壁の岩場を下り、お池めぐりルートへ。時々太陽がのぞき、雪渓の白と池の青緑色がきれい。室堂に戻り昼食。ここは空荷で行くべきだったと反省しきり。帰りは弥陀ヶ原、黒ボコ岩経由。砂防新道に戻り、甚之助避難小屋で休憩後、別当出会に下山した。花の名山は確実に夏から秋へ衣替え中。ナナカマドは赤い実を付け始め、チングルマは結実し、穂先を広げている。山小屋はヒーター付き便座の水洗、水は豊富で美味。さらに登山道は大きな石で整備され歩き易く若い女性にも人気の理由が伺えたが、久しぶりに歩きがいのある登山だった。    武志
    2022/08
  • 2022年9月26日 三ノ沢岳
    中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅(2612m)を降りると草紅葉の映えるカールは迫力満点。極楽平(2825m)へ登り、三ノ沢岳の三角錐の美しい姿が目に飛び込んで来る。ケルンのある三ノ沢分岐(2880m)から西に向かう。反対側には宝剣岳の岩峰がそびえる。その後、はい松の中を直線的に下り、最低鞍部(2676m)へと下り着く。いくつかのピークやケルンを越え、目の前のピークへと登りが続き山頂(2846m)へと立つ。360度の展望を満喫後ピストンで往路を戻った。三ノ沢岳は宝剣岳から南西に延びた尾根上に位置する。花崗岩が積み重なり主稜線から外れ登山者は多くない。この日は一日中晴天に恵まれ、稜線の極楽平から三ノ沢岳頂上までに達する間ずっと展望が開け、中央アルプスは周辺の山々の様子が手に取るようにわかり、南アルプス、富士山、八ツ岳、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスなど「絶景、絶景」を満喫しました。紅葉は色づき始めといった所で今一歩でしたがチングルマ、ウラシマツツジの紅葉、標高を上げるとナナカマドの黄葉も見られました。登山道ははい松が覆い、かき分けながらの歩行となった。また大きな花崗岩を登り下りとデータ以上に体力を使い、気温も高く、7時間余りのタフな山旅となりましたが日常を越えた満足感を味わうことができました。                   南
    2022/09
  • 2022年10月20,21日  四阿山
    20日に前泊し21日早朝、菅平牧場登山口より根子岳(2207m)経由、四阿山(2354m)への周回コース。牧場の柵沿いのやや勾配がきつい登坂路を展望テラスまで登ると、眼下の雲海・北アルプスの白馬三山、奥穂高や槍ヶ岳が見える。勾配がゆるくなった白樺道を登りきると展望が開け、先ほどのテラスより鮮明な北アルプスや中央アリプスを望みながら、2時間経過後の8時40分ころ根子岳に到着。山頂には1名の登山者しかいなく、展望を満喫した。根子岳からの岩場を下り終えると、両側が笹に覆われた登山道は太陽熱で解かされ、ぬかるんで歩きにくかった。鞍部(大すき間2039m)を過ぎると、四阿山への登りとなる。木々に覆われ、大小の石と木の根が地表に出た急登坂路を間隔が空いたまま登った。やっと展望場所に到着。分岐路から山頂手前の木段を登り、10時40分開始から4時間かけて四阿山に登頂。ぞくぞく登山者が登ってくる。360度の展望を満喫、昼食後下山を開始した。四阿山の下山道は眺望には恵まれた道ではなかった。笹に覆われ足元が見えにくい道ではあるが、ぬかるみ箇所のみ注意すれば良かった。菅平牧場の看板を過ぎると、秋を実感する紅葉の林を歩き、14時に登山終了。さすが百名山、眺望最高!!                徳之
    2022/10
  • 2022年11月17日   大川入山
    岡崎から5名、京都から2名治部坂峠に集合し、8時半前に登山を開始した。この日は気温が低く冬装備であったが晴天微風の好条件で、登山口から勾配も急であったので30分程登ったところで身体も温まり着衣を減らした。登山道は標高1500m位まで木の根が張り出したルートで、足の置き場を探しながらの登行で歩きにくかった。約1時間ほどで横岳に到着し小休止。それ以降は勾配は穏やかとなり樹間から大川入山の山容、南アルプスの峰々を眺めながらの歩行となった。もみじ平からは一旦下り最低鞍部から登り返しとなったが、樹木がまばらで笹原の登山道となり、開放的できれいな景観に感動しながら登行し、11時半過ぎに山頂に到着した。山頂は360度の眺望があり、南アルプス、中央アルプスを眺めながら昼食を摂った。下山ルートはあららぎ高原への変更提案があり、車回収のためのピストンチームとあららぎ高原チームに分かれ下山した。ピストンチームの方が時間がかかるとの予想でノンストップで下山し旧スキー場まで車を走らせた。あららぎ高原チームの下山とピッタリ合い合流した。その後昼神温泉で疲れを癒し、岡崎、京都へと帰路に就いた。山々は木々が葉を落とし冬支度を始めており、晩秋から初冬の山行となった。          敏郎
    2022/11
  • 2022年12月8日   比叡山
    今年最後のトレッキング、9時過ぎに参加者7名は大津市坂本の観光駐車場に集合した。坂本は比叡山延暦寺の門前町で、寺で修業した老僧たちが暮らす里坊が多く点在する。延暦寺への表参道は、紅葉の名所、日吉大社の赤い鳥居横の階段から始まる。喘ぎながら長い階段を登り切ると地道の参道へ入る。道幅の広い参道はガレ場が多く、右に左にとルートを探しながら進む。紅葉はすっかり葉を落として参道を埋め尽くしているが、谷筋では名残の鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれる。11時過ぎに、参道最後の胸突き八丁の急坂を登り切ると延暦寺東塔の境内に辿り着く。東塔の中心、根本中堂は目下、平成の大改修中で、我々も観光客に交じって、見学ステージから暫し工事現場を観て回った。10年もの工期を要するようで、精緻な寺社改修の様子が伺い知れた。その後、阿弥陀堂へ上り詰めて、その裏手から比叡山の山頂へ向かった。九十九折れの山腹を30分ほど登ると頂上の広場に辿り着く。広場にはテレビ局の送信塔や巨大な水槽などが設置され、名高い比叡の頂きにしては何とも無粋な風景である。大比叡の山頂はこんもりとした丘になっており、標高は848m、皆で記念写真に収まった。時刻は12時過ぎ、陽だまりを探して昼食を頂いた。北風が少し冷たかったが、いつもながら山での昼食は美味しい。一服した後、直下のケーブル駅まで下山し、琵琶湖の眺望を楽しんだ。南湖から湖南方面の山々が一望でき素晴らしい眺めであった。ケーブル駅横からの下山道は織田信長が叡山焼き討ちの際に攻め上がったとされる古道。当時、山腹には多くの宿坊が点在していたそうで、現在も一部残っている。下山道は宿坊が途切れる域から狭い山道に変わり、いくつかの谷筋を登り返しながら下って行く。14時過ぎにやっと麓に下り立った。今回は低山ながら約5時間を要し、結構タフな山行となった。夜は宿舎で、この1年を振り返りながら安全にトレッキングが楽しめたことに感謝しつつ、皆で杯を上げた。             憲次郎
    2022/12
  • 2022年のまとめ
    今年はコロナ感染症が変異し、政府からの緊急事態宣言の発令も無く、天候の優れなかった6月を除いて全11回のトレッキングを実施できました。また本年末で開始から80回を達成しました。いつも晴天を狙って計画していますが、今年は6~9月の天気が不安定で日程設定に苦労しました。それでもガスに包まれ現地でルート変更することになりました。来年も慎重に見定めて設定しますので、窓口を広げてお願いします。    南
    2022年
    まとめ